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情シスアウトソーシングのサービス15選!
費用も徹底比較!

情シスをアウトソーシング(外注)または、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)することが、情シス運用をする上で選択肢の一つになりつつあります。

情シスは企業のITインフラを維持するためには欠かせない存在ですが、中小企業ではITの担当者を割り当てることが難しい場合が多いです。
そして、本来の業務と兼任している場合や、専任の担当者であっても1人で対応しているケースが多く見られます。

しかし、会社のIT全てを1人で担当することは難しく、担当者が休職、退職などすればその企業のITは成り立たなくなることもあります。

このような背景から、社内のIT業務の一部をアウトソーシングしたり、BPOですべての業務を外部の業者に任せる企業が増えています。
アウトソーシングした方が、情シスの属人化を防ぐことができますし、社員が本来のDXを進めることに集中できるようになる。ということも、情シスのアウトソーシングが加速している理由としてあるようです。

そこで本記事では、情シスアウトソーシングサービスを提供する15社の比較と、費用についても解説します。

情シスとは?3つの課題とアウトソーシングして解決する方法についても解説!
情シスとは?
3つの課題とアウトソーシングして解決する方法についても解説!
本記事では、情シスの業務内容について説明した上でそれを進めるための3つの課題を提示し、さらに課題を解決するための方法であるアウトソーシングについてご紹介します。

情シスアウトソーシングの15サービスを比較!

情シスのアウトソーシング先として、サービス15選をご紹介します。
最新の情報については、各サービスのホームページをご確認ください。

情シス代行パック・エイネット株式会社

1997年の設立以来、ネットワーク・サーバー構築事業、SES事業でIT業界に携わってきたことから、その20年間で得た経験や実績を活かし、高い技術を提供して、ITに関する問題解決をする会社です。

情シス担当者が苦労する、社員のアカウント管理から社内ヘルプデスクやキッティング作業など、情シスに関する業務を全てアウトソーシングすることが可能です。
また、オンサイトでの作業も行っており、週に1~5日間依頼することもできます。

依頼内容に合わせて必要なメニューを選択するタイプのため、必要最低限の費用のみで無駄なくアウトソーシングすることができます。

ISO27001を取得しているため、ITに関する情報の取り扱いの基本方針がしっかりと定められており、安心して依頼することができます。

対応できる主な業務 ・PCの操作方法などの問合せ対応
・アカウント管理
・セキュリティ運用
・オンライン定例会
・IT資産の棚卸(1年に1回)など
ISO27001 取得済み・継続中
費用の目安 ベーシック40,000円/月、スタンダード80,000円/月、プラチナ120,000円/月の3つのパックから、お好みのパックを選んで運用できます。

*参照元:情シス代行パック
 URL:https://www.anets.co.jp/is/


コムチュア株式会社

1985年に創業した会社であり、現状の運用業務の標準化からアウトソーシングまで情報システム部の悩みを解決するトータルサービスを提供することを謳っている会社です。

アウトソーシング後もお客様へ改善提案を行い、お客様の継続的な業務効率化や利便性向上を支援しています。

また、IT技術者による24時間365日のリモート運用サービスを提供しており、障害や不測の事態にも柔軟に対応できます。監視システムはオンプレミス・クラウド環境を問わず様々なシステムに対応することが可能です。

対応できる主な業務 ・日常業務のヘルプデスク
・システム運用
・アカウント操作
・セキュリティの管理業務
・障害対応、インシデント管理
・資産管理業務など
費用の目安 不明(公式サイトでは目安金額の記載がありませんでした)

*参照元:コムチュア公式サイト


クロス・ヘッド

1992年に創業した会社であり、情シスの人手不足や業務の属人化問題、ルールの不足をコンサルティングとアウトソーシングの2つの柱で支援するサービスを展開しています。

また、アウトソーシングの他のサービスに、24時間365日の運用センターを保持しており、深夜休日を問わず稼働しています。
システム運用やヘルプデスクなどの運用業務や、アカウント管理などの情シス業務をアウトソーシングすることができます。

対応できる主な業務 ・システム運用
・ヘルプデスク
・アカウント管理
・セキュリティ管理など
費用の目安 情シスBPO:月額100,000円~(ITテクニカルサポートなど)

*参照元:クロス・ヘッド公式サイト


トータルITヘルパー

IT Helperは解決率97%の知識と技術を誇っており、情シスアウトソーシングサービスとして企業の情報システム部の業務のサポート、もしくは全てを引き継ぎ・運営を行っています。
サポートやコンサルティングから、ヘルプデスク・ネットワーク構築・キッティングなど様々な実務まで対応可能です。

料金プランが4つ用意されており、ヘルプデスク業務だけのヘルプデスクプランから、アウトソーシング内容を希望や条件に合わせてカスタマイズするプランもあります。

対応できる主な業務 ・オンラインヘルプデスク
(ヘルプデスクに特化したサービス)
・情シスアウトソーシングサービス
(情シス部門の業務全般を任せたいという企業のためのサービス)など
費用の目安 オンラインヘルプデスク:PC1台につき2,000円~
情シスアウトソーシングサービス:PC1台につき3,000円~

*参照元:IT Helper公式サイト


I team

2006年に設立した企業で、ITシステムの企画から支援を行う企業です。
単に業務管理するという側面だけではなく、企画から入り込み部署間を縦断して積極的な介入を実践的に行うことにより、DXを推進させクライアントの継続的な成長に寄与することを目的としています。

「IT企画サービス」「アウトソーシングサービス」「情シスソリューションサービス」の3種類があり、お客様の要望に合わせたサービスを展開します。

対応できる主な業務 経営戦略と整合性のあるIT環境を企画するサービスを行っています。
費用の目安 不明(公式サイトでは目安金額の記載がありませんでした)

*参照元:I team公式サイト


社内ヘルプデスクBPOサービス

キューアンドエーでは、情シスのみなさまがコア業務へ専任できるよう、ノウハウが溜まりづらい業務、ノンコア業務をまるっと引き受けます。
窓口を一元化し、一次受けから完結率を向上させていく過程で、業務の見える化・効率化・標準化を図ります。

ヘルプデスクからシステム運用、ネットワークセキュリティまで情シス担当者の業務を一通りアウトソーシングすることが可能です。

対応できる主な業務 ・ヘルプデスク
・システム運用
・ネットワークセキュリティなど
費用の目安 不明(公式サイトでは目安金額の記載がありませんでした)

*参照元:社内ヘルプデスクBPOサービス公式サイト


ION

IONは、株式会社コンピュータマネジメントが提供する情シス支援サービスです。
自社のIT戦略に合わせたシステム化構想の立案や、業務委託に必要になるRFI(情報提供依頼書)の作成支援をしてくれるため、情シス業務の委託を行う際の手続きをスムーズに行えるようになります。

また、情シス業務委託では費用対効果の判断が難しいですが、提案内容を客観的に比較できる評価項目を作成してくれるため、費用対効果が高い委託先を選べるようになります。

対応できる主な業務 ・IT企画策定支援
・RFI/RFP伴走支援
・ベンダー選定支援
費用の目安 不明(公式サイトでは目安金額の記載がありませんでした)

*参照元:コンピュータマネジメント公式サイト


シェアード社員

シェアード社員は、ユナイトアンドグロウ株式会社が提供する、情シス業務を行う人材をシェアするサービスです。
準委託契約を行うことで、業務範囲を限定せずに、情シスのあらゆる業務を委託できるようになります。

情シス部門の正社員を雇うには採用や社内教育を行うコストがかかりますが、シェアード社員では情シス業務に特化した人材を時間単位で雇えるため、低コストで情シス業務を回せるようになるでしょう。

対応できる主な業務 ・システム活用コンサルティング
・システム運用代行
費用の目安 不明(公式サイトでは目安金額の記載がありませんでした)

*参照元:ユナイトアンドグロウ公式サイト


クラウドSE

クラウドSEは、情シス業務(社内IT業務)に特化した時間単位で依頼できるサブスク型のアウトソーシングサービスです。
3種類の料金プランに分かれており、依頼できる内容も明確に分かれているので、どこまで依頼できるのか分かりやすいです。

依頼できる内容も多岐にわたりますので、信頼できるアウトソーシング先です。

対応できる主な業務 ・ヘルプデスク
・コンサルティング
・情シス業務
・技術/開発
費用の目安 アドバイザリープラン49,000円/月、スタンダードプラン98,000円/月、プロプラン225,000円/月の3つのプランから、お好みのプランを選ぶことができます。

*参照元:クラウドSE公式サイト


情シスフォース

情シスフォースでは様々な業界・業種のお客様にご利用いただいているため、企業の情シスにおける様々な事例がノウハウとして蓄積されています。

大手と比較して安価に、かつエンジニア出身で情シスの知見があるメンバーがチームで対応します。品質高くスピーディーに課題や業務に対応します。

対応できる主な業務 ・ITコンサルティング・DX
・社内IT化
・ゼロトラスト構築
・サーバ管理など
費用の目安 20時間プラン 260,000円/月、40時間プラン 480,000円/月、60時間プラン660,000円/月、その他にも情シスフォースLITEプランを用意しています。

*参照元:情シスフォース公式サイト


CANON

ユーザーからの各種お問い合わせ対応や、FAQ作成などを行う「ヘルプデスク・サポートデスクサービス」、IT資産の各種受付から、手配、管理、棚卸を行う「IT資産管理(LCM)、アカウント管理サービス」、それぞれのサービスにおける「報告・改善・提案」など、情報システム部門の日常運用業務を支援しています。

ユーザーサポートのチャットボット選定支援など、多くの知見によるアドバイザリー業務にも強みがあります。

対応できる主な業務 ・社内ヘルプデスク
・LCMサービス
費用の目安 不明(公式サイトでは目安金額の記載がありませんでした)

*参照元:CANON公式サイト


SHIELD

情シス担当者が情報セキュリティ業務を兼ねることが多い一方で、情報セキュリティに精通した情シス担当者はほとんどいないことをご存じでしょうか。
情シス業務に15年以上携わり、リスクをよく知るSHIELDであれば、情報セキュリティからICTコンサルティングまで一気通貫したサポートが可能です。

ヘルプデスク業務や資産管理など、テンプレート化されたサービスが多い中、SHIELDでは経営戦略に紐づいた上流の工程から、幅広いサポートが可能です。

対応できる主な業務 ・ICTサポートデスク
・全社のIT/DX化PMO
・業務効率化支援
・キッティング対応など
費用の目安 ~30名/200,000~400,000円、30~150名/400,000~800,000円、150名~/800,000円~

*参照元:SHIELD公式サイト


シスクル

入退社に伴うアカウントの管理やデバイスのキッティング、日常のヘルプデスク対応、社内ツール(SaaS)の請求書回収など、オンラインで作業できることは幅広く対応します。

また、ソフトウェア台帳、デバイス台帳の機能を備えた、Syskul Appが無料でご利用いただけます。

対応できる主な業務 ・入退社に伴うアカウント発行
・ヘルプデスク対応
・デバイスのキッティング対応
費用の目安 LIteプラン/15,000円~ 、Proプラン/138,000円~

*参照元:シスクル公式サイト


アウトソーシングコミュニケーションズ

バックオフィス業務で発生した問題を現場視点で解決した手法を元に開発したサービスを提供しています。事務作業、帳票のデータ化、レポートの自動化に強みを発揮。

また、ヘルプデスク、フィールドサービスにおける必要なノウハウを集約しワンストップ対応化することで、作業指示の遅滞やコストの二重化、情報の分散による伝達ミスを防ぎ、効率化出来る仕組み作りを行っています。

対応できる主な業務 ・ヘルプデスク
・フィールド、キッティング
・オンサイト(常駐型)
・保守
費用の目安 不明(公式サイトでは目安金額の記載がありませんでした)

*参照元:アウトソーシングコミュニケーションズ公式サイト


ReSMplus(リズムプラス)

手間がかかり、改善が難しい社内ヘルプデスク業務を一括で代行。ヘルプデスクだけでなく専用の社内FAQページもセットで提供することで、自己解決型の社内サポート体制を確立することができます。

安心のITサポートとFAQの利便性で、煩雑な社内ヘルプデスクをまとめてデジタル化します。

対応できる主な業務 ・ヘルプデスク
・FAQシステム
・キッティング
費用の目安 不明(公式サイトでは目安金額の記載がありませんでした)

*参照元:ReSMplus(リズムプラス)公式サイト

情シスのアウトソーシング(外注)先の選び方

情シスのアウトソーシング先の選び方について具体的に説明します。
実際に情シス業務のアウトソーシング先の選び方については注意すべきポイントがいくつかありますが、ここでは成功のためのポイントとして以下の4つがあります。

  • 対応できる業務の内容
  • サービスレベル
  • セキュリティ
  • コスト感

それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

対応できる業務の内容

情シスアウトソーシングサービスは対応できる業務内容が定まっているため、想定している業務がアウトソーシング(外注)できるのかについてはあらかじめ確認しておく必要があります。

まずは、自社の情シスの現状からどの程度の業務委託が必要なのかを考えましょう。
そのためには、「どの業務分野で負担が掛かっているのか」を確認して、「外注することのメリットが高いか」を試算することが必要になってきます。

なお、その選定の部分から支援してくれる会社もあるので、不安な場合はそこから相談してみると良いでしょう。

サービスレベル

サービス対応範囲とならんで、対応スピードなどのサービスレベルもアウトソーシング先を選ぶ際の重要なポイントになります。

特に、「システムに障害が発生した場合に緊急対応は可能か」「業務時間外でも対応できるのか」「休日祝日でも対応できるのか」などについては確認する必要があるでしょう。

ただし、至急での対応を要求すれば一般的に料金が高くなってしまいます。

セキュリティ

アウトソーシングの契約を締結すると、委託先には自社の情報を提供する必要があるので、セキュリティについての取り決めを入念に行う必要もあります。

アウトソーシング先には機密性の高い情報を提供する必要もあることからリスクが大きく、そういった情報が漏洩すれば大変な損害になりますので、情報の扱いに関するポリシーが明確化されている企業を選ぶ必要があります。

また、ISO27001やプライバシーマーク(Pマーク)のいずれかを取得している企業であれば、IT情報の取り扱いに関する基本方針が定められているので、安心して依頼することができます。
比較を行う際は、取得している企業を選ぶと良いでしょう。

コスト感

情シスのアウトソーシングによる費用対効果を検討するうえで、コスト感も当然ながら重要になります。

多くの企業がコストの削減を目的としてアウトソーシングを進めますが、コスト面を過剰に気にして委託先を選んでしまうと品質面で見合わないことになり、全体の費用対効果としては悪くなることも少なくありません。
サービス内容だけに注目するのではなくコスト感も重視して、その両方のバランスを見ながら業者を選ぶことが大切です。

情シスをアウトソーシングしたほうがよい理由

情シスの業務をアウトソーシングした方がよい理由について説明します。
アウトソーシングしたほうがよい理由としては、次の4つをあげることができます。

  • 情シス担当者の負担を軽減できる
  • 人件費を削減できる
  • IT人材を安定的に確保できる
  • IT業界についての最新の情報が得られる

それぞれの理由について、詳細に解説していきます。

情シス担当者の負担を軽減できる

アウトソーシングを導入することで、情シス担当者の負担を軽減することができます。

情シス業務のアウトソーシングを検討する場合は、社内での情シス部門の人員不足に直面している場合がほとんどでしょう。
ITに関わるすべての業務を兼務情シスやたった一人の情シスに担わせると過剰な負担になり、休職や退職などのリスクが高くなります。

社内の情報システムを安全な環境で維持するためには、情シス担当者の負担を軽減することが必要であり、その方法として情シス業務のアウトソーシングは有効なものです。

人件費を削減できる

採用コストの削減も、アウトソーシングやBPOを活用する理由のひとつです。

自社で新たなIT人材を採用するためには、多くの採用コストがかかります。
そして、採用活動が長期化すれば、採用担当者の負担は増えて、さらに多くのコストが発生し続けることになります。
あるいは、もともと社内で雇用していた人材が情シス担当になるために外部の研修を受ける場合でも、その研修のためのコストが発生するだけではなく、研修期間中での残業時間が増加することにもなり、結果としてさらなるコストが必要になります。

アウトソーシングやBPOを活用することで、こういったコストをかけることなく専門知識をもったスタッフに担当してもらえるため、人件費の削減が期待できます。

IT人材を安定的に確保できる

情シスの業務をアウトソーシングまたは、BPOを活用するべき理由には「IT人材の安定的な確保の実現」という観点もあります。

社内のITシステムを適切に運用管理するためには、それに必要なIT人材の確保が必要不可欠です。
ところが、ITエンジニアは慢性的に不足していることから優れた人材を獲得することは非常に難しく、人材紹介会社を利用しても適切な人材を獲得できない企業が多いことが現状です。

そこで、IT業務をアウトソーシングして外部から優れた人材を集めることで、採用などにかかるコストを抑えながらも、自社のITシステムを運用管理する人材を安定して確保することができます。

IT業界の最新の情報、知識を得られる

アウトソーシングを活用することで、専門知識をもった業者がサポートするようになり、それに関わる情シス担当者はIT業界の最新の情報、知識を得ることができます。

一口に情シス担当と言っても、その業務は多岐に渡っており、必ずしもITについて幅広い知識のある人材が担当するとは限りません。
また、それを補うための手段としてITに関する外部研修に参加する方法もありますが、自社に必要な技術をテーマとしての研修がタイミングよく開催されるとは限りません。

しかしアウトソーシングを上手く利用することによって、情シス担当が最新のIT業界の情報を得ることができて、企業のIT要件に合わせて成長できる環境になるでしょう。

まとめ

情シスのリソースは不足しがちであることから、その業務の一部を外部へ委託する企業が増えていますが、アウトソーシングの実態については社内事情によってさまざまです。

つまり、情シス業務をアウトソーシング(外注)することで、社員の業務負担を減らす最適な業務量を見極めることが重要だからです。
そのためには、アウトソーシング先のサービス会社にどこまで依頼したいのか、また、どこまでやってもらえるのか、を吟味しながら、自社に一番フィットするアウトソーシング先を丹念に探していく必要があります。

当記事では情シスのアウトソーシングについて、おすすめの15サービスをご紹介しました。
これを参考にしてアウトソーシングをうまく活用し、情シス業務の改善に取り組んでください。

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